嫌味の一つでも

  　　　この物語は「フィクション」です。　念の為、「予防線」を貼っておく。　

　日本列島が大きく揺れた日、ドラマを超えた「事象」が起きる。

　どうやら地下のプレートの沈み込みやら

　水分を含んだ土壌の動きやら、解明されつつある某が地面を揺らす。

（ナマズ？、ではないだろうか？）

　昔に見た海底からの使者は以前に「浦島太郎」が見てきた使いと同じ「使い」で

あったのか。

　氷河がとけ、居場所がなくなり、南下する。

　氷河がとけ、気象現象の規模が大きくブレる。

　「固体が液体に変わると体積は増える」と習った。

　もしかしたら、「世紀の大発見」で生活は人に優しくなったが、

　立っている「土台」がたまに揺らぐ時がある。

　「未解決」ではあるが、「問題」は認識している。

　「トラブル」続きの時にその「事象」は起きた。

　「トラブル」が続いて感覚が「麻痺」している。

　　「正常化バイアス」が自分を保つ。

　　「正常化バイアス」が忌み嫌うものを遠ざける。

　　　昔から言われる「迷信」なのか、本当は語り継がないといけなかった

　　「伝承」なのか、を切り分けないと「同じ事」が「起きてしまった」

　　　世の中に「麻痺」している状態では

　　　「正しい」と思われる判断、も

　　　　曇りガラスの外側からと内側からでは「違う」見え方がする。

　　　この物語は「フィクション」です。　念の為、「防衛線」を貼っておく。

　　喉が渇いたが、「我慢する」。

　　もう少しの辛抱だ。

　　徐々に明るくなる兆しはある。

　　本当はもっと「違う物語」になるはずだったのに、

　　最初に思った　力のこもった　詩のフレーズを　しっかりと　忘れた。