No.號
この物語はフィクションである。
実在の人物または団体とは一切、関係ありません。
「予防線」を貼っておく。
< 壱 >
この国の市民ほど、「匿名希望」を好み、しかも広告や販促に
結びつかなければ、見返りの少ない「有名税」を支払い続け
「レッテル」と一生涯変わらない「製造番号」まで丁寧に付けられる。
望む、望まないに関わらずに
「この世界(せかい)の住民(じゅうみん)となるいじょうは、
ここの掟(おきて)に背(そむ)いてはならない」
「ロールプレイングゲームの始まり」の文章。
< 弍 >
「 私のは FF69::1225::1900::XYZ8::999G 、よろしくね。」
「 俺は QQ01::1945::DDSP::CCLM::CPSD だ、よろしく」
「 僕は、、ごめん。 悪いけど、そのセンサーで読み取って。」
、、
「JPN0::2020::2023::QQOA::RPG0::CO2K::FF19::JTGG」
最初に相手を認識するためにお互いの情報を読み解く。
< 参 >
東乃日、製造|至2020|落着2023
「セキュリティの都合上、お戻りください」
元の出発点にもどされ、さらにマイナス credit からのスタートが待っていた。
「掟(おきて)」に逆らうものには「罰則」もしくはGame Over。
見えない「規制」で、LIFEが削られる。
< 豫 >
きちんと、この「掟」に従って生活しているものには
「セキュリティリスク」から守り、「恩給」を与えよう。
5の付く日になると、人々の行列や行き交う光景が目に入ってくる。
< 呉 >
「織姫様、またお会いできましたね。1年に1度ですが、今日は
晴れて良かった。また、お会いしましょう。」
「、、、。」
< 結 >
星なのか
デジタルなのか
77のよに
光の発するエネルギーや熱やシグナルが伝わる。
大きな力の影響を受けつつ、小さきもの達の集合体でもある。